更新日:2019年07月23日
整形外科について
診療科案内
整形外科は運動器すべてを治療対象とする分野です。
骨、関節、靭帯、筋肉、神経などにおける外傷、変性疾患を診療治療しています。
治療方法には手術(観血的治療)とそれ以外(保存的治療)がありますが、どちらか一方だけで良くなるものではありません。
それぞれの症例に応じた最適な治療方法を選択し、治療にあたります。
いずれの診断や治療においても、患者さんに詳しく説明し、ご理解・納得をいただけるよう心がけています。
当地域でも高齢者の増加に伴い、骨粗鬆症を基盤とする大腿骨や手関節の骨折症例が増加しています。
骨折に対しては個々の状況に応じた治療法を選択し、手術適応であれば早期手術、運動療法により早期回復、社会復帰をめざして治療を行います。
また骨折を未然に防ぐという観点から、外来では積極的に骨粗しょう症の検査を行い、投薬、運動療法の指導にも心がけています。
関節リウマチ、リウマチ性疾患に対しても、早期発見、早期治療の原則に従い、メソトレキセート、生物学的製剤を主とする薬物療法により症状の寛解をめざし、病期、症状に応じて外科的療法(人工関節置換術など)も併用して治療にあたっております。
平成29年度手術実績
- 人工関節置換術 40例
- 人工骨頭置換術 20例
- 末梢神経剥離術 30例
- 骨折観血的骨接合術 140例
- その他関節鏡手術、腱鞘切開術や腫瘍摘出術など
- (手術総数 260例)